【決定版?!】写真整理のベストはこれだ!
趣味で写真撮影を楽しんでいる私の写真管理術をまとめてみました!写真整理の参考になりましたら幸いです。
スマートフォンのカメラ機能が大幅に強化されるのと比例して、写真を保存するクラウドサービスが有料化してしまっている昨今。
気軽に写真撮影を楽しみたい層にとってはどのように保存すればよいのか考える機会が増えている気がします。
「クラウドの容量が心配..」
「ハードディスクに保存したほうが良いの?」
そんな皆さんの参考に少しでもなれば幸いです。
ちなみにブログを開設する前まではnoteにまとめていたりしました。
ただ筆者がスマホ2台&カメラというあまりにも特殊な環境だったため参考になる人は皆無だったと思います。今回はもっと親しみやすく改良した管理術2.0として執筆してみました!
撮影する機材、編集する機材
前述したように、iPhone、Android、ミラーレスカメラという三刀流を卒業した現在、
撮影に使用されるデバイスは、ミラーレスカメラとXperia(スマホ)の2つになりました!
写真撮影を趣味にしている方なら一般的な装備と言えるのではないでしょうか。
普段撮影する写真はこちらのページにまとめている
また、基本的に写真編集にはWindowsのBTOデスクトップパソコンを使用。
ソフトウェアはAdobe Lightroom Classic、スマホで編集する際はGoogle Photoのエディット機能を使用して写真を整理している。
機材や環境については今回紹介する内容にはあまり関係がないため後日詳しく紹介できればと思います。
機材はあんまり関係ないんだね!
バックアップは2重
機材と環境の説明をザックリ終えたところでおおよその流れを確認してみましょう。
こちらの画像は、左から右に進んでいく流れになっています。順を追って解説していきます!
スマホの撮影データについて
スマホで撮影した写真はすべて自動でクラウドサービスにアップされます。
使用しているクラウドサービスは「Amazon Photos」と「Google Photo」の2つになります。
なんと、スマホでの操作はゼロ!初期設定だけしておけば後は全自動でアップされ勝手に写真が整理されていきます。
AmazonPhotosはプライム会員の場合のみ無制限フル解像度でアップロード可能ですが、Google Photoはストレージ課金となります。(筆者は100GB課金:年額2500円)
全自動だったら誰でもできそう!
カメラの撮影データについて
カメラで撮影したデータはすべて手動で操作しています。
このあたりは完全に好みの問題になりますが、個人的にBluetooth接続してスマホに保存するフローがが好きではないのでこのような手段を取っています。
ちなみにPCに取り込む際、Amazon Photosにアップしてあるスマホの写真もついでにダウンロードして物理的なバックアップを取っています。
物理バックアップは必要が無いと感じた人は全くする必要がありません。
HDDのフォルダ階層は年月日で分けています。
全て後述するAdobe Lightroom Classicでプレビューするため、フォルダ階層を直接開いて画像を見ることは一切ありません。Low専用フォルダも作成していますが、この辺も好みの問題かと思います。
ハードディスク上に上記の画像のようなフォルダ階層で保存した後、Amazon Photosにもアップロードを行います。これで物理的なバックアップと、クラウドサービスを使用してのバックアップで2重バックアップとなります。写真を整理する際は出来るだけ多くバックアップを取っておくと良い。
なるほど!Amazon Photos(クラウド)とハードディスク(物理)で2重バックアップなんだね!
ちなみにAmazon Photosにアップロードする際は、写真を1枚1枚選択するのではなく、
日付ごと、月ごと年ごとのフォルダをドラック&ドロップすればアップロードできます。
セレクト&エディット
さてここからが写真撮影の面白いところ、撮った写真をセレクトして編集していきます!
Adobe Lightroom Classicを使用してセレクトとエディットを行います。
Lightroom Classicのカタログについて
ここで一つ押さえておきたいのが、Lightroom Classicにはカタログという概念が存在していることです。カタログとは写真のデータベースのことで、写真ファイルが保存されている場所の情報などが記録されます。カタログには情報しか入っていないため、撮影した写真データを直接編集して上書きされる心配がありません。非破壊的な編集と言われています。
先ほど年月日でフォルダ分けした写真達を年ごとにカタログにしていきます。
1年に1回だけカタログを作ればいいってことだね
ここで思う存分セレクトと編集をします。
そして編集した後にAdobe Lightoomと同期をします。
Lightroom Classic と Lightroom は別物なの?
Lightroom Classic と Lightroom の違い
Lightroom ClassicとLightroomは全く考え方の異なるソフトウェアなのです。
後発のLightroomは、編集機能は抑え目でクラウド保存、デバイス間のシームレスな同期など扱いやすいものになっています。
対してLightroom Classicはプロカメラマン向けの機能が多くローカル専門のツールとしてプロの現場でも使用されるようなものになっています。
つまりLightroom Classicで強力な編集を楽しんだあとにスマホなどのデバイスで閲覧するためには、なんらかの手段で移さないといけません。そのためにLightroomに同期する必要があるのです。
そして、Lightroom ClassicにはLightroomに同期するための機能が実装されています。
今回はその機能を使うことでシームレスに同期を行っていきます。
Lightroomと同期をする
今まで1年1カタログとしていましたが、これだとLightroomと同期する際は不都合が発生してしまいます。それは1カタログしかLightroomと同期できないということです!!
え!それじゃ年毎に作っていたのは意味がないの?!
意味はしっかりあります。Lightroom Classicは1つのカタログに大量の写真を読み込んでいると、とてつもなく動作がもっさりして不安定になります。また管理するのもとても面倒でストレスが溜まります。なので出来るだけこまめにカタログを分けるのがベストなのですが、1月ごとだと自分の性格では面倒になってしまうので1年ごとにしました。(ここは個人の判断でカタログを作成してしまって良い所です)
なので同期をするためのカタログを別途作らなければいけません。
そして同期をするためのカタログには同期したい写真をすべて読み込んでおく必要があります。
でも、Lightroom Classic は読み込む写真が多ければ多いほど不安定な動作になるんじゃないの?
なので、同期するカタログに読み込む写真は出来るだけ容量の小さい圧縮されたデータであればあるほど良いと考えます。一旦また1年ごとのカタログに戻り書き出します。
どれだけ画質の劣化を許容することができるのかで設定を皆さんで変えてみてください。
筆者は大体60%くらい画質を下げて書き出しています。
約17000枚の写真を同期しているのにストレージを500MBしか使用していないのはなぜだろうか。
それは、Lightroomの同期にもまた一癖あるからなのです。
実はLightroomの同期は、写真本体をクラウドにアップしていろんな端末で閲覧できるようになる一般的なクラウドサービスとは少し異なっているのです。
「スマートプレビュー」という写真を編集するための、偽物の写真を同期しているにすぎないのです。
Lightroom Classicで編集していたデータは実はスマートプレビューだったなんて..
そしてスマートプレビューで編集していたことを気付かなかったということは、スマートプレビューでもそれなりの質を維持できているということなのでしょう。
SNSでアップロードするくらいのものであればあまり気にならないことが多いのも事実。
実際筆者はスマートプレビューから書き出したものをアップすることがあるが特に不満に思うことはない。それだけ優秀と言うことなのです。
Lightroomに同期する際に書き出した圧縮写真は、Google Photoにもアップします。
こうすることにより、友人や家族にシェアするときもGoogle Photoから行えるようになるのでわかりやすくなります。
写真整理のまとめ
- スマホの写真は全自動でクラウドバックアップ(Amazon Photos / Google Photo)
- カメラの写真は手動でHDDとクラウドに2重バックアップ(HDD / Amazon Photos)
- HDDのデータを使用して非破壊的な編集(Lightroom Classic)
- 編集&圧縮書き出ししたデータをデバイス間にシームレスに同期(Google Photo / Lightroom)
- フル解像度バックアップ:パソコン(HDD)と Amazon Photos
- 圧縮画質で各デバイス間同期:Adobe Lightroom と Google Photo
筆者はメインでスマホで確認したり家族や友人に共有する際はGoogle Photoを使用しています。
使いやすさや顔認識の精度が段違いなので写真を整理する際にとても便利だからです。
なのでGoogle Photoに集約するようなフローにおのずとなっていきました。
そして左から右に進んでいくにつれ多くのデバイスにシームレスに共有できるようになる一方で、画質はどんどん圧縮されていきます。その圧縮を差し引いて写真をどのように扱うのかを考える必要がありそうです。
必要であれば元のデータを使って圧縮されていない写真を作ることもすぐにできるのが非破壊編集のメリットでもあります。必要な時に戻ってやり直せばよいということでしょう。
皆さんの写真整理の際に一つの参考になりましたら幸いです。
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